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2014年10月

NEWS:販売イベント "MITEkero" のお知らせ

ものづくり好きが集う、販売イベントのお知らせです。

11月11〜12日の2日間、兵庫・尼崎にあるJ&F HOUSEさんにて。20年来の友達が企画しているイベントです。アクセサリーやバッグ、こども服など、個人でものづくりしているひとたちの作品を集めた期間限定のお店。いつも入店待ちの列ができてしまうほどの大盛況だそう。早くも第3弾を迎えました。

わたしは、今回も手製のアイテムをちょっぴり置かせていただきます。以前にご紹介したものもありますが、もう一度。

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◆ クリスマスギフトのためのカード

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◆ ヴィンテージ・ペーパーのブローチ

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◆ クリスマスカードがつくれるコラージュキット

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◆ 著書『フランス、かわいい紙めぐり』

著書である『フランス、かわいい紙めぐり』は、このイベントでご購入いただいた方限定で、外国のクリスマス切手のおまけつきです。クリスマスカードやラッピングにちょこんと貼るだけで、かわいくなりますよ。「クリスマスカードがつくれるコラージュキット」は、各地の販売イベントでいちばん人気だったキットのクリスマス特別バージョンです。関西にお住まいの方、ぜひのぞいてみてくださいね。

MITEkero
Date:2014年11月11〜12日 10:00〜16:00
Place:兵庫県尼崎市南武庫之荘4-3-10 J&F HOUSE
    阪急神戸線・武庫之荘駅から徒歩10分

AYA NAGAOKA
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NEWS:ムック『雑貨店でみつけたかわいい文房具』掲載のお知らせ

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10月30日に発売のムック『かわいい文房具』に掲載していただきました。

巻頭特集「文房具には "自分らしさ" が大切です」にて。「明日からできるコラージュ術」というページで、フォトスクラップのアイデアをご紹介しています。数種類のアルバムと、コラージュでつくったブローチやクリスマス向けのガーランドも。

どのページも、隅から隅までかわいい文房具で埋めつくされた1冊。かつて自分が企画にたずさわった文房具を見つけたりして、うれしくなっています。実用品なのに、こんなにもさまざまにデザインされ、カスタマイズされ、それぞれの方法で(ときには本来の目的とはまったく違う方法で!)使われていたり。文房具ってやっぱりおもしろい。よかったら見てみてください。

▼ amazonの掲載ページはこちら
http://www.amazon.co.jp

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HAND-KNIT SOCKS:男子くつした、できました

5足目のくつした、できました。

母親にくつしたをプレゼントしたら、「次のくつしたは自分のものかな?」と期待してくれるひとがいます。というわけで、5足目は父親のために編みました。

ちょっぴり弾力のあるツイードの毛糸を使って、しましま模様に。いかにも男子らしい渋めの色合い。こんなタイツがあったらわたしもほしいな、なんて思いながらつくりました。さすがに、手編みのタイツをつくる予定はありません(笑)。

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HAND-KNIT SOCKS:もこもこくつした、できました

4足目のくつした、できました。

今度は「スラブ」という毛糸を使ってみました。太さにムラがあってぽこぽことした編み地になるから、わたしのぎこちない編み目も目立たないのでは、というヨコシマな動機です。この毛糸、染料を使っておらず、ヒツジの色そのものなのだそう。手ざわりがしっとりなめらかで、編んでいて気持ちよかったです。編みものって、こうして好きな手ざわりの毛糸にふれてるってことがいいものなんだなぁ、と知りました。

もこもこあったかなこのくつしたは、母親にプレゼントすることにしました。不格好でも、きっとよろこんでくれるはず。

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NOTE:朝からマスキングテープ

今日は、朝からマスキングテープに囲まれています。

来週に予定している撮影のため、マスキングテープでものづくりしています。パステル、ネオン、ディープカラーなど色とりどり、水玉やストライプから北欧のテキスタイルパターンまで、とにかくありとあらゆる種類がそろうマスキングテープ。文房具やコラージュが好きなひとにとってはすっかり親しみ深いアイテムですが、まだまだ「使い方がわからない」「もっているだけ」という声があるみたい。というわけで、簡単に、気軽に、すぐにできるもの、が宿題です。

はじめてマスキングテープに出会ったころの気持ちを思い出しながら、カードづくりやラッピング。色のかわいさ、和紙の質感、貼ってはがせる便利さ。そのよさを、素直にもう一度楽しもうと思います。

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NOTE:美篶堂さんの「本づくり学校」第12回

10月25日、美篶堂さんの「本づくり学校」第12回の取材がありました。

今回の課題は「革装のスケッチブック」。本革を用いたとても素敵な1冊です。四六判の紙をカットするところからの作業で、次回も含めて2回の授業で仕上げていきます。初回は、紙を切って、折って、綴じ用の穴を開けるところまで。190kgのワトソン紙は、なかなか手強そうでした。でも、ナイフでざっくりとカットした切り口が格好よく、できあがりが本当に楽しみです。

授業が終わるころには、窓の外はすっかり暗闇。ついこの前までは、終わったあとも明るかったのに……。近所のせせらぎ公園でも、木々の葉っぱがほんのり色づき、足もとには落ち葉が広がっていました。

さて、「本づくり学校」のオフィシャルブログでは、9月の製本合宿の2日目、長野・伊奈の「本をめぐる旅」をリポート中。ぜひご覧になってくださいね。

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▼ 本づくり学校のブログはこちら
http://hondukuri.tumblr.com

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CRAFT WORK:ヴィンテージ・ペーパーのブローチ

友達が企画するイベントに向けてのものづくり、つづきです。

販売イベントでもワークショップでも、なかなか好評をいただいているブローチ。今回のイベント用にも、新たにいくつかつくることにしました。ちいさな額縁にヴィンテージ・ペーパーを収めたもの。これからの季節、コートやジャケットの衿もとに、帽子やバッグに。ひとつつけるだけでポイントになりますよ。

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ちいさな額縁たち。ちいさいものって、それだけできゅんとなります。そもそもはドールハウス用のパーツです。いちばんちいさいものは、高さ3cmほど。

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ヴィンテージ・ペーパーは、フランスの蚤の市で手に入れた古い教科書から。音楽、物理、科学……楽譜や図解のあるこうした本は、かわいい紙の宝庫です。

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ヴィンテージ・ペーパーをカットし、台紙に貼りつけたら、コラージュして仕上げます。さりげなくストーンを飾ったり、ヴィンテージのレースをあしらったり。

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裏面にピンをつければ、ブローチのできあがり。ヴィンテージ・ペーパーを使っているので、ひとつとして同じものはありません。単独使いでも存在感抜群。重ねづけすると、ぐっと印象的。大切なひとへのクリスマスプレゼントにもぴったりです。

Item: Brooch
Size: H20〜50×W20〜40mm

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CRAFT WORK:クリスマスギフトのためのミニカード

友達が企画するイベントに向けて、ものづくりしています。

クリスマスにちなんだものを、というのが今回の宿題。そこで、ギフトに添えるミニカードをつくってみました。書きこむスペースが大きすぎるカードは尻ごみしちゃう……なんて話を耳にするので、ほんのちょこっと書くだけでさまになるちいさめサイズに。大切なことほど、ひとことで伝わるものです。

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まずは厚紙を名刺よりひとまわり大きいサイズにカット。ファーストヴィンテージの172kg。素朴で風合い豊かなのに、密度が高くてしっかりしています。

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片面は、昔々のフランスを切り取ったアンティーク風のビジュアルに。パリやニースの風景に、カバやフラミンゴ……動物たちも織りまぜて。

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もう片面には、色とりどりの古切手と消印風のスタンプを。使用済みのアンティークカードのようにしてみました。こちら側にメッセージを書いて使います。

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のりとインクを乾かすため、しばし休憩……。机の上にパラパラとちりばめたら、なんだか蚤の市のポストカード屋さんみたい。

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ヴィンテージ・ペーパーでコラージュをプラス。ちいさな古いラベルたちは、香水やコロンなど化粧品用のもの。片隅にハトメを取りつけ、リボンを結んで仕上げます。

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ミニカードのできあがり。パリの蚤の市で見つけたボルドーカラーのリボンが、クリスマス気分を運びます。贈るときは、タグ代わりにギフトに結びつけても。オーナメントとしてツリーに飾ったり、ブックマークとして使ったり。カードとしての役目を終えたあとも楽しんでいただけたらうれしいです。

Item: Card
Size: H65×W95mm

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HAND-KNIT SOCKS:配色くつした、できました

3足目のくつした、できました。

くつしたの話ばっかりですみません。ここまでの3足は、ひと息につくりました。連続でアップしているのでものすごいスピードでつくっているように見えるかもしれませんが、そんなまさか。こっちを片方つくったら、ふらっと浮気してあっちをちょこっと編んでみて……という具合いに、ふしだらに(?)進めていたので、できあがりがほぼ同時ということになりました。なんだかものすごい達成感。

バンブーブルー、マスタード、ダークブラウンの不規則なしましま。これにて、最初に買った3色の毛糸をほぼ使い切りました。くつした編むには全然足りないけど、微妙に余った毛糸たち。ちいさな玉ころにして、集めていってみます。

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HAND-KNIT SOCKS:しましまくつした、できました

2足目のくつした、できました。

1足つくったらすっかり満足して(もしくは嫌気がさして)投げだしちゃうのでは、と自分を疑っていましたが、なんだかもくもくと編みつづけています。毛糸を探していると、どういうわけか気になるのが黄色。ダークブラウンとしましまにしてみたら、鬼太郎のチョッキのようなくつしたになりました。

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HAND-KNIT SOCKS:編みくつした、できました

こつこつ編んでたくつした、できました。

まだむずかしいことはできないので、とりあえずとってもシンプルです。気の向くままに買ってみた毛糸は、ヒツジの毛そのまんま、といった質感。もこもこ、ふわふわ、ほかほかしてます。編んでいるとときどき藁が混じっていて、そのたびにヒツジたちが牧場でのんびり日なたぼっこしている様子を思い浮かべたり。

とはいえ、ぎこちない編み方のせいか、はきごこちもどこかぎこちない……。でも、ヒツジたちからの贈りもの100%ゆえ、ぽかぽかとあったかいことは間違いないです。いつか、はいているうちに足に馴染んでくると信じて愛用してみます。

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NOTE:美篶堂さんの「本づくり学校」第11回

10月11日、美篶堂さんの「本づくり学校」第11回の取材がありました。

今回の授業は「クライスターパピア」。ドイツ語の "kleisterpapier" を訳して「のり染め」。ヨーロッパに伝わる紙染めの技法のひとつです。教えてくださったのは、ドイツで製本マイスターの称号をとられた松岳社の青木英一さん。松岳社といえば、ミヒャエル・エンデ氏の『モモ』や『果てしない物語』を手がけられた製本所です。

クライスターパピアの魅力は、アイデア次第で自由に模様を描けるところ。はじめはその自由度の高さに戸惑っていた生徒のみなさんでしたが、2枚、3枚と染めていくうちに、イマジネーションがぐんぐん広がっていくようでした。上島松男親方も生徒のひとりとして(!)参加され、独創的な模様を次々と生みだしていました。自宅に戻ってから、わたしもこうして道具を広げてみたりして。体験したほうがリポートが書きやすいから……というのもありますが、ただただやってみたいのです(笑)。

さて、「本づくり学校」のオフィシャルブログでは、9月の製本合宿、長野・伊奈の美篶堂さんの製本工場で行われた「丸背上製本」の授業の模様をリポート中です。ぜひご覧になってくださいね。

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▼ 本づくり学校のブログはこちら
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NOTE:東北の秋

東北は、山形にいってきました。

あちらでは、もう山々がうっすらと紅く染まりはじめていました。日が暮れてから街を歩くときは、念のためにともってきた上着を羽織り、きゅっと前を合わせなくてはなりません。東北ではないにしろ、わたしも雪国で生まれ育ったからでしょうか。これからの季節のキリリと冷たい風、きらいじゃありません。

こちらは、新幹線つばさの車窓から。遥か彼方にそびえていた蔵王連峰です。幾重にも連なる稜線は、霞に覆われ、なんだか夢々しいくらい。あと1ヶ月もすれば雪に覆われ、美しい樹氷が冬の光にきらめきます。

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NOTE:新・トウキョウみやげ

週末、うれしい発見をしました。

東京・丸の内のKITTEにある文房具のセレクトショップ、ANGERS bereauさん。ひさしぶりに立ち寄ってみたら、お店の正面のテーブルに「トウキョウ・紙モノ」の文字。かみの工作所さん、福永紙工さん、印刷加工連さんなど、いつもユニークな紙もので驚かせてくれるメーカーさんのプロダクツを集めたフェアなのでした。そのなかに、『PAPER MANIA PEOPLE』を見つけました!

今年の4月に発売された『PAPER MANIA PEOPLE』。この本では、編集として9組の "PAPER MANIA" を取材させていただきました。紙好きさんなら「あぁ、わかるわかる」と共感したり、「こんな紙との関わり方もあったのか」と関心したり、「ここまでやるか」とつっこんだり、楽しんでいただけるはず。この本を「トウキョウ・紙モノ」のひとつとして選んでいただけたこと、とてもうれしく思います。これからは、トウキョウみやげとしても、ひとつよろしくお願いいたします(笑)。

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▼『PAPER MANIA PEOPLE』についてはこちら
http://collageholic.blog.fc2.com/blog-entry-116.html

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WORKSHOP:ワークショップ@千駄木のリポート

ワークショップのリポートです。

10月2日の木曜日、東京・千駄木のCaplevilleさんにてワークショップをさせていただきました。ちいさな額縁のなかをヴィンテージ・ペーパーやパーツで思い思いにコラージュしてブローチをつくる、というものです。

Caplevilleさんは、昭和レトロな一軒家のブックカフェ。1階のカフェの本棚には、フランスのものを中心とした写真集やビジュアルブックが並びます。2階は写真館。カンヌやヴェネチアの映画祭でも活躍されているフォトグラファーさんが、家族写真を撮ってくれます。そんなクリエイティブな空間だからか、Caplevilleさんのワークショップでは、みなさんどんどんアイデアが湧いてくるみたい。それぞれにオリジナルな工夫が凝らされたブローチができあがりました。

今回は、19:00からはじまる大人時間のワークショップ。あったかいチャイを飲みながらのひとときは、おしゃべりも弾みました。そして、大人時間にもかかわらず参加してくれたちいさなおしゃまさんも。テーブルいっぱいに広げた素材をセレクトするときの楽しそうな表情を見ていると、こちらもとてもハッピーな気持ちになりました。かわいいブローチたち、毎日のコーディネイトに活躍することを願っています!

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NOTE:1年と1日

フリーランスになって、ちょうど1年(と1日)が経ちました。

ちょうど1年です、と昨日書きたかったのに、日帰り出張から戻ったときにはもはや日づけが変わっていました。というわけで、1年と1日です。目がまわるほど忙しいとき、ちょっとゆるやかなとき、いろいろあるけど、たくさんのひとにお世話になりながら、どうにかやってこれました。思いもよらないことをさせていただくチャンスにも恵まれ、以前よりも変化に富んでいたように思います。どのお仕事もそれぞれに印象的で、とても楽しかったです。みなみなさま、本当にありがとうございます!

昨年のいまごろ、独立して最初にしたことは、フランスめぐりでした(笑)。パリ、リヨン、プロヴァンス、3週間ほどまったりと。わたしにとって、旅はいつも、それ以前とそれ以後を隔てる節目のようになっています。1年の節目を迎え、そろそろ海の向こうへ旅したい気分。いますぐはむずかしいですが、ちょっとずつ計画立てちゃおうかな。2年目も、自分にできることをこつこつと積み重ねていきたいと思います。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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AYA NAGAOKA