2015年03月
NOTE:美篶堂さんの「本づくり学校」 講評会
3月28日、美篶堂さんの「本づくり学校」講評会の取材がありました。
先月に最終回を迎えた「本づくり学校」。講評会というとちょっと堅苦しいですが、1期生のみなさん、講師を務めた方々が集い、この1年間で手がけてきた作品を見ながらわいわいおしゃべりをする、という会がありました。桜舞う季節にふさわしい、ちいさな卒業式のような感じ。上島松男親方をはじめ、みなさんのことばを記録に残そうと、この会も取材させていただきました。
講評がひととおり終わると、あとはそれぞれに交流を楽しむひととき。あちこちから晴れやかな笑い声が聞こえる空間に身を置きながら、「本づくり」をとおしてこれだけのひとがつながっているのだなと実感。社会のなかで、ビジネスの輪のなかで、苦しい状況に立たされてしまうことのある「(昔ながらの)ものづくり」ですが、その未来に明るいものがあるような気がしました。
さて、「本づくり学校」のオフィシャルブログでは、全18回の授業をリポートしています。昨日の講評会の様子もアップしていく予定。ぜひご覧になってくださいね。

▼ 本づくり学校のブログはこちら
http://hondukuri.tumblr.com
AYA NAGAOKA
先月に最終回を迎えた「本づくり学校」。講評会というとちょっと堅苦しいですが、1期生のみなさん、講師を務めた方々が集い、この1年間で手がけてきた作品を見ながらわいわいおしゃべりをする、という会がありました。桜舞う季節にふさわしい、ちいさな卒業式のような感じ。上島松男親方をはじめ、みなさんのことばを記録に残そうと、この会も取材させていただきました。
講評がひととおり終わると、あとはそれぞれに交流を楽しむひととき。あちこちから晴れやかな笑い声が聞こえる空間に身を置きながら、「本づくり」をとおしてこれだけのひとがつながっているのだなと実感。社会のなかで、ビジネスの輪のなかで、苦しい状況に立たされてしまうことのある「(昔ながらの)ものづくり」ですが、その未来に明るいものがあるような気がしました。
さて、「本づくり学校」のオフィシャルブログでは、全18回の授業をリポートしています。昨日の講評会の様子もアップしていく予定。ぜひご覧になってくださいね。

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HAND-KNIT SOCKS:森くつした、できました
HAND-KNIT SOCKS:さんかくくつした、できました
CRAFT WORK:リバティプリントの角背ノートブック
NOTE:あったかホワイトデー
NOTE:歩道橋の上で
とにかく歩きました。
2月、3月は、展示会シーズン。今日はいくつかの展示会をはしごすることになり、気がつくと結構な距離を歩いていました。巨大な蜘蛛みたいな歩道橋を渡り、遥か高層に昇ったり、地下にもぐったり。ただでさえ方向音痴なので、上下移動が加わると、ますますなにがなんだかわからなくなります。
それにしても、たくさんのもの、もの、ものを見ました。最後のほうは、ちょっと気が遠くなるくらい。ものができあがるまでには、多くのひとが関わり、相当の時間が費やされ、さまざまな試行錯誤があるはず。ひとつひとつの背景に、つくり手の仕事があるわけで。そういうのを、ちゃんと選べるひと、受け取れるひとになりたい。歩道橋の上で、そんなことを思いました。

AYA NAGAOKA
2月、3月は、展示会シーズン。今日はいくつかの展示会をはしごすることになり、気がつくと結構な距離を歩いていました。巨大な蜘蛛みたいな歩道橋を渡り、遥か高層に昇ったり、地下にもぐったり。ただでさえ方向音痴なので、上下移動が加わると、ますますなにがなんだかわからなくなります。
それにしても、たくさんのもの、もの、ものを見ました。最後のほうは、ちょっと気が遠くなるくらい。ものができあがるまでには、多くのひとが関わり、相当の時間が費やされ、さまざまな試行錯誤があるはず。ひとつひとつの背景に、つくり手の仕事があるわけで。そういうのを、ちゃんと選べるひと、受け取れるひとになりたい。歩道橋の上で、そんなことを思いました。

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NOTE:マッチラベルの居場所
マッチラベル、手に入れました。
古切手、香水ラベル、クロモス……集めはじめるときりのないヴィンテージ・ペーパー。マッチラベルの魅力的すぎる存在は知っていたものの、どうにもハマってしまいそうで、あえてこらえていたのですが。ふと、「手製本のノートブックの表紙に貼るといいのでは?」という素晴らしいいいわけを思いついてしまったのです。というわけで、このとおり、わが家に連れてきてしまいました。ロシア、チェコ、ハンガリーなどからやってきたものだそう。ヴィンテージ・ペーパーは、ただ集めるのも好きですが、コラージュや製本に使うのも好き。このマッチラベルたちの居場所となるものづくり、やってみます。いまはまだこのまま眺めていたいので、そのうちに。

AYA NAGAOKA
古切手、香水ラベル、クロモス……集めはじめるときりのないヴィンテージ・ペーパー。マッチラベルの魅力的すぎる存在は知っていたものの、どうにもハマってしまいそうで、あえてこらえていたのですが。ふと、「手製本のノートブックの表紙に貼るといいのでは?」という素晴らしいいいわけを思いついてしまったのです。というわけで、このとおり、わが家に連れてきてしまいました。ロシア、チェコ、ハンガリーなどからやってきたものだそう。ヴィンテージ・ペーパーは、ただ集めるのも好きですが、コラージュや製本に使うのも好き。このマッチラベルたちの居場所となるものづくり、やってみます。いまはまだこのまま眺めていたいので、そのうちに。

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NEWS:"atelier SOU" さんとのコラボレーション
贈りものにぴったりな、コラボセットできました。
素敵なこども服を手づくりしている "atelier SOU" さんとの企画。京都・京丹後市の「ハニカムカフェ」さんにて販売中です。ごはんやスイーツがおいしい、気持ちのいいカフェ。一角には、テーブルウェアや文房具、アクセサリーなど、セレクトされた雑貨も。お近くにお立ち寄りの際は、ぜひのぞいてみてくださいね。
コラボセットは2種類。ひとつは、リバティプリントを使った布貼の蛇腹アルバムと、おそろいの生地を使ったスタイのセット。小箱に入って、ギフト仕様に。ベビーのお誕生祝いにおすすめです。写真を貼ってから贈ってもよろこばれそうですね。もうひとつは、手編みのくつしたとボーダー柄のスパッツのセット。あそび盛りのキッズへのプレゼントにいかがでしょう? コラボセットは、いずれも数量限定です。1点ものの特別なギフト、チェックしてみてください。

▼ ハニカムカフェさんはこちら
http://www.honeycomb-cafe.com
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素敵なこども服を手づくりしている "atelier SOU" さんとの企画。京都・京丹後市の「ハニカムカフェ」さんにて販売中です。ごはんやスイーツがおいしい、気持ちのいいカフェ。一角には、テーブルウェアや文房具、アクセサリーなど、セレクトされた雑貨も。お近くにお立ち寄りの際は、ぜひのぞいてみてくださいね。
コラボセットは2種類。ひとつは、リバティプリントを使った布貼の蛇腹アルバムと、おそろいの生地を使ったスタイのセット。小箱に入って、ギフト仕様に。ベビーのお誕生祝いにおすすめです。写真を貼ってから贈ってもよろこばれそうですね。もうひとつは、手編みのくつしたとボーダー柄のスパッツのセット。あそび盛りのキッズへのプレゼントにいかがでしょう? コラボセットは、いずれも数量限定です。1点ものの特別なギフト、チェックしてみてください。

▼ ハニカムカフェさんはこちら
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NEWS:レンタルスペース "salvia cobaco" オープンのお知らせ
3月5日、気持ちのいい空間 "salvia cobaco" がオープンしました。
かわいいお店や素敵なカフェが点在する東京・蔵前。隅田川沿いに佇むレトロビルの一室に、 "salvia cobaco(サルビア コバコ)" という名のレンタルスペースができました。立ち上げをお手伝いさせていただいたので、ご紹介させていただきます。
白い壁に無垢の床、窓からはスカイツリーが眺められ、見下ろす隅田川ではゆるりと小船が行き交います。北欧風の家具や小道具を無料で貸してくれるのもうれしいポイント。ブランドの展示会に、期間限定ショップに、ギャラリーに、イベントやワークショップに、もちろん撮影にも。"cobaco" は「小箱」。決して大きくはないけれど、好きなものとか、伝えたいこととか、夢とか、つめこんでみてください。この空間で、表現したり、出会ったり。いろんな物語が生まれたらいいなと思います。

▼ salvia cobacoのオフィシャルサイトはこちら
http://salvia.jp/cobaco/
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かわいいお店や素敵なカフェが点在する東京・蔵前。隅田川沿いに佇むレトロビルの一室に、 "salvia cobaco(サルビア コバコ)" という名のレンタルスペースができました。立ち上げをお手伝いさせていただいたので、ご紹介させていただきます。
白い壁に無垢の床、窓からはスカイツリーが眺められ、見下ろす隅田川ではゆるりと小船が行き交います。北欧風の家具や小道具を無料で貸してくれるのもうれしいポイント。ブランドの展示会に、期間限定ショップに、ギャラリーに、イベントやワークショップに、もちろん撮影にも。"cobaco" は「小箱」。決して大きくはないけれど、好きなものとか、伝えたいこととか、夢とか、つめこんでみてください。この空間で、表現したり、出会ったり。いろんな物語が生まれたらいいなと思います。

▼ salvia cobacoのオフィシャルサイトはこちら
http://salvia.jp/cobaco/
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NOTE:つくる時代
LMSのオープニングにお邪魔してきました。
LMSは、"Little Machine Studio" の頭文字。3Dプリンタ、レーザーカッター、型抜きマシンなど、普段は工場でしかお目にかかれないようなマシンのコンパクトバージョンがそろったFABスタジオです。東京・神田にオープンしたシェアオフィス&シェアアパートメント "the C" の地下ラウンジにあります。
オープニングトークで印象的だったのは、「これからは、モノを買うのではなく、つくる時代」というフレーズ。つくるって、楽しいし、おもしろいし、充実感がある。さらに、FABスペースやコンパクトマシンを上手に使えば、思っている以上に気軽にできたりもします。でも、その気軽さの先にあるのは、モノとの関係性の変化、なのかもしれません。なにかひとつでも「つくる」という経験をすると、どんなものにも「つくり手」が存在することを実感できます。この実感をもつことで、ものを真剣に選びとり、最後まで使い切ることができるようになる気がします。

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LMSは、"Little Machine Studio" の頭文字。3Dプリンタ、レーザーカッター、型抜きマシンなど、普段は工場でしかお目にかかれないようなマシンのコンパクトバージョンがそろったFABスタジオです。東京・神田にオープンしたシェアオフィス&シェアアパートメント "the C" の地下ラウンジにあります。
オープニングトークで印象的だったのは、「これからは、モノを買うのではなく、つくる時代」というフレーズ。つくるって、楽しいし、おもしろいし、充実感がある。さらに、FABスペースやコンパクトマシンを上手に使えば、思っている以上に気軽にできたりもします。でも、その気軽さの先にあるのは、モノとの関係性の変化、なのかもしれません。なにかひとつでも「つくる」という経験をすると、どんなものにも「つくり手」が存在することを実感できます。この実感をもつことで、ものを真剣に選びとり、最後まで使い切ることができるようになる気がします。

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EDITORIAL:『季刊サルビア Vol. 36』

3月1日発売の『季刊サルビア』。ものづくりの楽しさとその背景にある物語を伝える季刊誌にて、編集をお手伝いさせていただきました。Vol. 36のテーマは「さらり、ふわり、aoのガーゼ」。代官山にお店を構えて10年、気持ちのいいガーゼ服をつくりつづけているaoさんの特集です。aoさんのふるさと、新潟・糸魚川の縫製工場にもお邪魔しました。どこまでもやさしい肌ざわりのガーゼ服は、どこまでも粘り強い試行錯誤の末に生まれたのだと知りました。
汗を吸って通気性がよくて……と、夏のイメージが強いガーゼ。実は、空気の層を含んだあったか素材でもあります。冬と春の間、いまこそ身に着けたい。サルビアさんとaoさんのコラボアイテム「おうちぱんつ」も発売に。ふわふわ、とろとろ、夢ごこちのガーゼぱんつ。これは手に入れなくては!
Title: salvia Vol.36
Publisher: ea
Pub Date: Mar. 2015
▼ salviaさんはこちら
http://www.salvia.jp
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NOTE:美篶堂さんの「本づくり学校」 最終回
2月28日、美篶堂さんの「本づくり学校」第18回の取材がありました。
今回が、基礎科の最後の授業でした。課題は「コーネル装」。A4サイズの1枚ものの紙を「ざく固め」という方法で綴じ、背とコーネルにはブッククロスを、表紙にはクライスターパピアを貼ってつくります。色とりどり、個性あふれる作品が次々と完成。できあがりをずらり積み上げた様子は圧巻でした!
約1年間取材しつづけてきた「本づくり学校」も、今日でおしまい。最初は遠く感じた横浜・仲町台の街にも親しみがわいてきていたので、名残惜しいです。本づくりの道は、長く果てしないもの。大切なのは、つくりつづけること、そして自分の腕と精神を磨きつづけること。製本ひと筋60年、美篶堂の上島松男親方に教わったのは、こういうことだったように思います。こんな素晴らしい学びの場に立ちあう機会をいただけたこと、こころから感謝しています。
さて、「本づくり学校」のオフィシャルブログのほうは、第16回の「編集・デザイン 後編」のリポートを終えたところ。こちら、最終回までもうしばらくつづきますので、ぜひご覧になってくださいね。

▼ 本づくり学校のブログはこちら
http://hondukuri.tumblr.com
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今回が、基礎科の最後の授業でした。課題は「コーネル装」。A4サイズの1枚ものの紙を「ざく固め」という方法で綴じ、背とコーネルにはブッククロスを、表紙にはクライスターパピアを貼ってつくります。色とりどり、個性あふれる作品が次々と完成。できあがりをずらり積み上げた様子は圧巻でした!
約1年間取材しつづけてきた「本づくり学校」も、今日でおしまい。最初は遠く感じた横浜・仲町台の街にも親しみがわいてきていたので、名残惜しいです。本づくりの道は、長く果てしないもの。大切なのは、つくりつづけること、そして自分の腕と精神を磨きつづけること。製本ひと筋60年、美篶堂の上島松男親方に教わったのは、こういうことだったように思います。こんな素晴らしい学びの場に立ちあう機会をいただけたこと、こころから感謝しています。
さて、「本づくり学校」のオフィシャルブログのほうは、第16回の「編集・デザイン 後編」のリポートを終えたところ。こちら、最終回までもうしばらくつづきますので、ぜひご覧になってくださいね。

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