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2015年06月

CRAFT WORK:くみひもあそび・中綴じノートブック

京都のくみひもで、ものづくりです。

7月1日、3日のワークショップで使わせていただく京都生まれの絹のくみひも。この魅力的な素材を使って、ちょっとものづくり。最後に、くみひを使って手製本をしてみました。くみひもで中綴じしたノートブックです。普段はリネンの糸を使うことがほとんどなので、とても新鮮。ざらりとした紙、目のこまかなブッククロスなど、表紙の質感とのコーディネイトも楽しかったです。

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Item: Notebook
Size: H100〜175×W65〜100mm

▼ ワークショップ 「京くみひもと木版和紙でつくるぽち袋」の詳細はこちら
http://collageholic.blog.fc2.com/blog-entry-367.html

AYA NAGAOKA
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CRAFT WORK:くみひもあそび・ひもがけ

京都のくみひもで、ものづくりです。

7月1日、3日のワークショップで使わせていただく京都生まれの絹のくみひも。この魅力的な素材を使って、ちょっとものづくり。今度は、ラッピングいろいろ。ちいさな包みをさまざまな方法でひもがけして、葉っぱを添えたり、シーリングスタンプを押したり。コラージュのように楽しんでみました。しなやかにカタチを変えてくれる絹のひもは、ラッピングにも向いているのです。

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Item: Wrapping
Size: H75×W75mm

▼ ワークショップ 「京くみひもと木版和紙でつくるぽち袋」の詳細はこちら
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CRAFT WORK:くみひもあそび・ぽち袋

京都のくみひもで、ものづくりです。

7月1日、3日のワークショップで使わせていただく京都生まれの絹のくみひも。この魅力的な素材を使って、ちょっとものづくり。こちらは、ぽち袋。実は、これがワークショップでつくらせていただくもののプロトタイプとなりました。くみひもで玉をつくってポイントに。おまもりみたいな袋ができあがりました。玉にするのは少々コツが必要なので、ワークショップではもう少しシンプルなタイプもご紹介します。

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Item: Pochi Bag
Size: H105×W65mm

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CRAFT WORK:くみひもあそび・ギフトタグ

京都のくみひもで、ものづくりです。

7月1日、3日のワークショップで使わせていただく京都生まれの絹のくみひも。この魅力的な素材を使って、ちょっとものづくり。まずはギフトタグ。厚紙に穴をあけて、色違いのくみひもを2本どりで刺繍しました。毛糸や刺繍糸ともまた違った仕上がり。ぽこぽこ立体的になると、絹のつや感がより際立ちます。

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Item: Tag
Size: H50×W50mm

▼ ワークショップ 「京くみひもと木版和紙でつくるぽち袋」の詳細はこちら
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WORKSHOP:ワークショップ@日本橋のお知らせ

ワークショップのお知らせです。

7月1日と3日、東京・日本橋の三越さんにてワークショップをさせていただきます。今回は、京都生まれの素材を使った特別なプログラム。1948年創業「昇苑くみひも」さんのくみひもと、1891年創業「竹笹堂」さんの木版和紙で、ちょっと風変わりなぽち袋をつくります。

昇苑くみひもさんの三撚紐や江戸紐は、なんといっても色の美しさが魅力。その秘密は、絹糸を使っているから。つややかで、とろりとなめらかな質感です。かんざし飾りや帯飾りなど和装の装飾として楽しまれてきたくみひもですが、最近はアクセサリーやラッピングなど、より身近な素材として親しまれるようになっているそう。

竹笹堂さんの木版和紙は、1枚1枚が手摺り。縞や市松などのシンプルなものから、植物や動物まで、さまざまな図案があります。ゆるやかなライン、やさしいにじみやかすれは、手でつくられたものならでは。やさしい色合いなのに、存在感たっぷり。歴史あるものだけが醸す、独特の佇まいをしています。

ぽち袋は、おまもりのようなフォルムのものを考えてみました。くみひもでつくった結びがアクセント。贈りものに添えたり、ちょっとしたお礼としても重宝しますよ。今回のワークショップは、「7月7日の七夕を、大切なひとに贈りものをする日=エンゲージメントデーにしよう」というプロジェクトによるもの。プロジェクトのキーワードでもある「結び」をとりいれたプログラムになっています。手づくりのものを誰かに贈る楽しさを体験してほしいから、参加費は無料! 本物素材を使って贅沢につくれる貴重な機会です。ぜひ、あそびにきてくださいね。

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WORKSHOP 「京くみひもと木版和紙でつくるぽち袋」
Date:2015年7月1日 12:30〜
    2015年7月3日 13:00〜 / 15:00〜
Price:無料
Place:日本橋三越本店 新館7階 催事会場
Address:東京都中央区日本橋室町1-4-1
*お申し込みは三越さんまで直接お電話ください(直通 03-3274-8482)。

▼ 昇苑くみひもさんはこちら
http://www.showen.co.jp

▼ 竹笹堂さんはこちら
http://www.takezasa.co.jp

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NOTE:ブリティッシュな贈りもの

父の日のプレゼントは、ブリティッシュにしました。

といっても、とてもカジュアル。イギリスの体操服メーカーのウェアを選びました。いまではスポーツウェアのブランドということになるのでしょうが、設立当初は本当に学校用の体操服を提供していたとか。それだけに、さりげなく着崩すような感じではなく、きちんとめのシルエット。父親世代には、きっとこういうほうが着やすいだろうなと思って。ラッピングもそこはかとなくブリティッシュ、のつもり。青森旅行でちょっと出遅れましたが、準備完了。さあ、宅配便をだしにいかなくては!

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NOTE:美篶堂さんの「本づくり学校 応用科」第2回

6月20日、美篶堂さんの「本づくり学校 応用科」第2回の取材がありました。

前回の授業から約1ヶ月が経ち、近所の公園では睡蓮の花がつぼみをふくらませていました。今回の課題は「角背上製本 10冊同時製本」。10冊同時に効率よくつくるには、というもの。作品や趣味として1冊単位でつくるのと、職人として効率的に量産するのとでは、手法が異なるのです。いよいよ応用科らしい内容になってきました。

今日は前編。本文の背固めまでを実践しました。例えば本文を折るだけでも、1冊あたり33台を10冊分、全部で330枚の紙を折らねばなりません。親方が60年の製本職人生活で培ってきた手法やコツを惜しみなく教えてくれました。基礎科では手と指でつくっていたのが、応用科ではより繊細に、より大胆に、からだ全体でつくる、とでも表現すればいいでしょうか。からだと本の位置関係、作業のリズム、力のコントロール、そしてなにより集中力……そういったことが大切なのだと感じました。

さて、「本づくり学校」のオフィシャルブログでは、応用科第1回の「文庫上製本」のリポートを終えたところ。ぜひご覧になってくださいね。

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▼ 本づくり学校のブログはこちら
http://hondukuri.tumblr.com

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NOTE:濃緑の旅

青森から戻ってきました。

ついさきほど、カメラのデータをハードディスクに移し終えたところ。7日間の旅で撮った写真は、300枚あまり。色とりどりの花々、素晴らしかった美術館、おいしかったごはん、はしゃいでいる自分たち……さまざまな瞬間が収まっているのですが、それでもやっぱり圧倒的に緑の写真ばっかり! 山の緑、木々の緑、葉の緑、草の緑。旅の間、これほどまで豊かな自然に囲まれていたのかと、あらためて思います。

青森があんなに美しい場所だったなんて。どの緑も生き生きと濃く、貪欲なまでにいのちを謳歌していました。この季節に旅してよかった。そしてまた、違った季節の青森にも出会える機会があったらと願っています。

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NOTE:白銀の水面

青森の南東、十和田へ行ってきました。

奥入瀬渓流のせせらぎを聞きながら南へ。目の前に現れた十和田湖は、白銀に輝いていました。雲が開けてくると、やがて薄群青に。穏やかな水面は、空の色を映しているのでした。旅びとたちを乗せて桟橋を離れていく遊覧船を見送り、大型バスで次々と現れては去っていく修学旅行生を横目に、誰よりも長い時間、眺めていました。

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NOTE:青磁の湖

青森の北東、通称・まさかり半島へ行ってきました。

市内を出発したときには朝日がまぶしいほどだったのに、陸奥湾に沿って半島を北上するうち、次第に霧がたちこめてきました。恐山に到着したころには、見渡す限り白い世界。それでも目を凝らしながら火山岩のなかを歩き「地獄」を抜けると……青磁色をした宇曽利湖の畔に「極楽」が待っていました。髪からしずくがしたたるほど濡れながらも、濃霧あってこその幻想的な体験ができました。

明るいうちに「国際芸術センター青森」へと戻り、永岡大輔は作品制作にとりかかるため創作棟へ。写真はその創作棟です。ここで、アーティストたちが真摯に、そして真剣に、自分や世界とひたすら向き合っています。そんな彼らの邪魔をしないよう、わたしは、午後の光が差しこむ宿泊棟の窓辺で読者。静謐な時間を過ごしました。

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NOTE:浅葱色のキャンパス

○年ぶりに、大学で半日を過ごしました。

滞在中の「国際芸術センター青森」は、公立大学のすぐ隣。というわけで、今日は、大学の構内に行ってきました。学食でランチしたり、図書館をぶらぶらしたり、カフェテリアでお茶を飲みながらPCを開いたり。ちゃんと一般のひとが入ってもいいエリアにとどまって、無理のあるなりすましはしていませんよ(笑)。

長い並木道を抜けたところにある、コンクリートのモダンな建物。壁や扉、ところどころが浅葱色にペイントされています。大きな窓からは光がたっぷり。こんなに静かで緑いっぱいの環境が、とてもうらやましい。予想以上に居心地がよかったです。

もう一度学生に戻りたいとは思わないけれど、大学時代の自分が「編集者になりたい」と夢見ていたことを思い出したり。学生さんや教授とおぼしきおじさまたちが行き交うなか、いつもとはひと味違った気分になりました。

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NOTE:常磐色の山

八甲田山をドライブしました。

映画の影響か、八甲田とは遥か彼方にそびえる厳しい山、という印象をもっていました。ところが、青森市内から車を走らせると意外なほど近くにあります。とはいえ、登るにつれて道の両側に生い茂る草が勢いを増し、まるで迫りだしてくるかのよう。木々はどれも太く高く、若木は若木なりに、老木は老木なりに、いのちを剥きだしにしてそそり立っています。なんというか、原始的な魅力にあふれているのです。

山の手前の田代平湿原を散策すると、純白のワタスゲや、真っ赤なツツジ、山吹色をしたユリのゆうな花が咲き乱れていました。ロープウェイに揺られて登った山頂公園では、遊歩道をひとまわり。遊歩道といってもなかなか野性的。101人乗りのゴンドラにふたりしか乗っていなかったくらいなので、ひともまばら。だんだん霧が広がって視界は狭まり、よりによってせっかく借りた熊よけの鈴は忘れ……。熊怖さに、大声でしりとりしながら歩きました。

太陽の光を謳歌するような常磐色の光景を目の当たりにし、八甲田の印象は大きく変わりました。「国際芸術センター青森」のスタッフの方によれば、地元のひとびとは、遠くからでもこの連峰のどれが大岳で、赤倉岳で、井戸岳で、というのがわかるそう。自然の厳しさだけでなく、あでやかさとたくましさをも教えてくれる山です。

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NOTE:青い森

青森にきています。

いろんな場所を訪ねたつもりでいたけれど、青森ははじめて。昨日の朝に東京を出発し、北へ北へ。昼下がりに到着しました。数日間、この地で過ごします。

ここは「国際芸術センター青森」という場所。永岡大輔がアーティスト・イン・レジデンスのとあるプログラムに招かれたのに便乗し、わたしもお邪魔しています。安藤忠雄氏の設計による展示棟・創作棟・宿泊棟の3つの建造物から成るとても立派な施設。山の中腹にあり、周囲をぐるりと深い森に囲まれています。「はい、これ熊よけです」と、鈴を貸しだされるくらい。

宿泊棟の部屋は壁一面が大きな窓になっていて、窓の向こうは萌える緑。東京よりも少し遅れて季節がやってくるここでは、ようやく春の終わり、というところ。木々の間を真っ白な蝶が舞い、足もとにはシロツメクサ。朝に歩けば、小鳥のさえずりがそこかしこから。夜に歩けば、星々が美しいものの、漆黒の闇に足がすくみます。

ちなみに、スマホの電波は辛うじて1本立っている程度で、facebookやinstagramなどの画像をともなうものはまったく見られません。仕事関係のメールにお返事しようにも、山の麓まで降りなければ送信もままなりません。はたしてこんな環境は何年ぶりでしょうか。昨夜、このことを知ったときにはちょっと焦りました。でも、せっかくこんな機会にめぐまれたのだから、この不便さもまた楽しもうと思います。

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NEWS:蛇腹アルバム@Sakura Terraceさん

4月、北海道・帯広にSakura Terraceさんというカフェがオープンしました。

大きな窓から美しい桜並木を臨む、気持ちのいいカフェ。そんなSakura Terraceさんのメニューブックとして、手製本の蛇腹アルバムを選んでいただきました! できたてほやほやのアルバムたちを、先日お送りしたところ。カフェで使っていただけるなんて、とてもうれしいです。

十勝の自然は、桜の季節はもちろん、四季折々に素晴らしい光景を見せてくれるのでしょうね。Sakura TerraceさんのWEBをのぞいては、まだ見ぬ景色に思いを馳せる今日このごろです。カフェでは、メニューブックの切り替えと同時にメニューも新しくなるそう。北海道を訪ねたらぜひ立ち寄りたい場所が、またひとつできました。

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▼ Sakura Terraceさんはこちら
http://www.sakuraterrace.info

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NOTE:すっきりあたまでとろとろバター

最近ちょっと忙しい……。

なぜなのかは自分でもよくわかっていて、ひとつひとつのことに「このくらい時間をかけたらできるかな」と思ったよりも、ちょっとずつ多めにかかっているから。それが積もり積もってここのところの慌ただしさにつながっているのです。いい加減、自分の力量を把握して時間を読めるようにしないといけません。

そして、忙しいときほどリフレッシュが必要になってしまうのだから、現代人というのはやっかいですね。そんなこんなで、先日はじめてヘッドスパというものを体験してみました。あたまのどこかにどろりと溜まっていたものが、さ〜っと流れたような気がします。すっきりしたあたまで次に向かったのは、パンケーキ屋さん。とろとろとバターを溶かしながら、なにも考えずにもくもくとたいらげました。

あたまをぐりぐりとほぐしてくれて、ありがとう。ふわっふわのパンケーキを焼いてくれて、ありがとう。誰かの仕事が、誰かの仕事を支えているんですね。おかげで、今日は思っていたよりもはかどりました。

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NEWS:永岡大輔個展のお知らせ

永岡大輔の個展のお知らせです。

6月5日〜7月5日まで、東京・南青山のhpgrp GALLERY TOKYOさんにて、美術家・永岡大輔の個展「もうひとつの穴」が行われます。同題の、約11分間の新作アニメーションを発表予定。その制作過程で生まれたドローイングなども展示します。オープニングは6月5日の19:00スタート。ぜひのぞいてみてくださいね。

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▼ hpgrp GALLERY TOKYOさんはこちら
http://hpgrpgallery.com/tokyo/

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EDITORIAL:『季刊サルビア Vol. 37』

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6月1日発売の『季刊サルビア』。ものづくりの楽しさとその背景にある物語を伝える季刊誌にて、編集をお手伝いさせていただきました。Vol. 37のテーマは「テキスタイルと暮らしてみたら」。今回は、横浜の捺染工場へ。テキスタイルが生まれる瞬間を見せてもらいました。その方法は、「手捺染(てなっせん)」といって、手作業でスクリーンをなぞって1色ずつ染めていく昔ながらのもの。その色の深さ、精度の高さは、機械では叶わないそう。そして、わたしには、熟練のしなやかな手技そのものがこれ以上ないほど美しいものに思えました。

さて、巻頭特集は、緑あふれる初夏らしいビジュアル。テキスタイルひとつあるだけで、暮らしがさまざまに色づいていく様子を表現してみました。バッグづくりのレシピや、おうちでできる布プリントのアイデア、「布博」でおなじみの手紙社さんへのインタビューも。1冊丸ごと、テキスタイルづくしです。

Title: salvia Vol.37
Publisher: salvia
Pub Date: Jun. 2015

▼ salviaさんはこちら
http://www.salvia.jp

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