2015年07月
HAND-KNIT SOCKS:リネンの糸
NEWS:永岡大輔展示のお知らせ
永岡大輔の展示のお知らせです。
7月25日〜9月13日まで、青森・国際芸術センターにて、美術家・永岡大輔が参加する展示「passage 永遠の一日」が行われます。ブラジル、イスラエル、日本。この展示のために各国から集った4組のアーティストが、アーティスト・イン・レヂデンスとして青森に滞在してつくりあげた作品たち。連続する時間を内包した一瞬とは……時間感覚を揺さぶる体験ができそうです。
首都圏からはちょっと遠い場所での開催となりますが、自然豊かな青森は、どっしりとした生命力に満ちた土地。夏の旅行におすすめです。ぜひお立ち寄りください。

▼ 国際芸術センター青森はこちら
http://www.acac-aomori.jp/air/2015-3-2/
AYA NAGAOKA
7月25日〜9月13日まで、青森・国際芸術センターにて、美術家・永岡大輔が参加する展示「passage 永遠の一日」が行われます。ブラジル、イスラエル、日本。この展示のために各国から集った4組のアーティストが、アーティスト・イン・レヂデンスとして青森に滞在してつくりあげた作品たち。連続する時間を内包した一瞬とは……時間感覚を揺さぶる体験ができそうです。
首都圏からはちょっと遠い場所での開催となりますが、自然豊かな青森は、どっしりとした生命力に満ちた土地。夏の旅行におすすめです。ぜひお立ち寄りください。

▼ 国際芸術センター青森はこちら
http://www.acac-aomori.jp/air/2015-3-2/
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NOTE:やっぱり文房具が好き
今週前半は、文房具の撮影に立ち合っていました。
たくさんのひとが愛用しているメジャーな筆記具から、スタイリストさんが用意してくれた素敵すぎるレアものまで、いろんな文房具にふれました。ひとついえることは、やっぱり文房具が好き、ということ。スペックにめちゃくちゃこだわるわけではありませんが、自分の書きぐせにぴったりのペンを見つけたときのよろこびや、好きな色の付箋を使うときの満足感、新しいノートを開くときのどきどき……文房具がもたらすささやかなしあわせには、とても敏感なつもり。
小学生のころは、近所の文房具屋さんで鉛筆や消しゴムやらくがき帳を飽かずに物色していたものです。当時のわたしには巨大な棚が林立するものすごい空間に見えていましたが、いま思えば、商店街の店主さんたちが通う、実用的な事務用品中心の地味なお店でした。大型店舗も楽しいけれど、それぞれが暮らす町にちいさくとも個性的な文房具屋さんがある。そういうふうであってほしいものです。

AYA NAGAOKA
たくさんのひとが愛用しているメジャーな筆記具から、スタイリストさんが用意してくれた素敵すぎるレアものまで、いろんな文房具にふれました。ひとついえることは、やっぱり文房具が好き、ということ。スペックにめちゃくちゃこだわるわけではありませんが、自分の書きぐせにぴったりのペンを見つけたときのよろこびや、好きな色の付箋を使うときの満足感、新しいノートを開くときのどきどき……文房具がもたらすささやかなしあわせには、とても敏感なつもり。
小学生のころは、近所の文房具屋さんで鉛筆や消しゴムやらくがき帳を飽かずに物色していたものです。当時のわたしには巨大な棚が林立するものすごい空間に見えていましたが、いま思えば、商店街の店主さんたちが通う、実用的な事務用品中心の地味なお店でした。大型店舗も楽しいけれど、それぞれが暮らす町にちいさくとも個性的な文房具屋さんがある。そういうふうであってほしいものです。

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CRAFT WORK:リバティプリントのおそろいアルバム
おそろいアルバム、完成です。
5月、東京・西荻窪の松庵文庫さんでのイベント「大切なひとに贈る お洋服とアルバムの受注会」にてオーダーいただいたアルバムのひとつ。これからここに、フォトグラファーの高橋京子さんによる家族写真を収めていきます。

フォトカルトンと蛇腹タイプのアルバム。おそろいのリバティプリントで仕上げました。マスタードカラーのジョナサンは、鉛筆削りのカスをモチーフにしたテキスタイル。オーダーしてくださった方のちいさな娘さんが、「これ」と選んでくれたもの。

手製のボックスに入れてお届け。2冊のおそろいアルバムに、フォトデータのCD-ROMを添えて。極細の麻ひもと古切手でラッピングする予定です。
Item: Series 'Liberty-print'
Album and Accordion Album
AYA NAGAOKA
5月、東京・西荻窪の松庵文庫さんでのイベント「大切なひとに贈る お洋服とアルバムの受注会」にてオーダーいただいたアルバムのひとつ。これからここに、フォトグラファーの高橋京子さんによる家族写真を収めていきます。

フォトカルトンと蛇腹タイプのアルバム。おそろいのリバティプリントで仕上げました。マスタードカラーのジョナサンは、鉛筆削りのカスをモチーフにしたテキスタイル。オーダーしてくださった方のちいさな娘さんが、「これ」と選んでくれたもの。

手製のボックスに入れてお届け。2冊のおそろいアルバムに、フォトデータのCD-ROMを添えて。極細の麻ひもと古切手でラッピングする予定です。
Item: Series 'Liberty-print'
Album and Accordion Album
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CRAFT WORK:オーダーアルバム、制作中
アルバムづくり、しています。
5月、東京・西荻窪の松庵文庫さんでのイベント「大切なひとに贈る お洋服とアルバムの受注会」にてオーダーいただいたアルバムたち、ただいま制作中です。フォトグラファーの高橋京子さんによる家族写真を貼るためのもの。撮影は無事終了し、今度は製本担当のわたしの出番、というわけです。
まずは、表紙となるテキスタイルの裏打ちから。裏打ちには、靴ブラシを使用しています。昨年秋、京都を旅したときに偶然通りかかった、たわし専門店「内藤利喜松商店」で買ったもの。ちいさめのサイズが手に馴染み、毛のやわらかさもいい塩梅。とても重宝しています。暑い季節のものづくりは、ちょっと気合いが必要。ひと段落したら、自分へのご褒美に「しろくま」でも買っちゃおうかな、なんて思案中です。

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5月、東京・西荻窪の松庵文庫さんでのイベント「大切なひとに贈る お洋服とアルバムの受注会」にてオーダーいただいたアルバムたち、ただいま制作中です。フォトグラファーの高橋京子さんによる家族写真を貼るためのもの。撮影は無事終了し、今度は製本担当のわたしの出番、というわけです。
まずは、表紙となるテキスタイルの裏打ちから。裏打ちには、靴ブラシを使用しています。昨年秋、京都を旅したときに偶然通りかかった、たわし専門店「内藤利喜松商店」で買ったもの。ちいさめのサイズが手に馴染み、毛のやわらかさもいい塩梅。とても重宝しています。暑い季節のものづくりは、ちょっと気合いが必要。ひと段落したら、自分へのご褒美に「しろくま」でも買っちゃおうかな、なんて思案中です。

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NOTE:美篶堂さんの「本づくり学校 応用科」第3回
7月18日、美篶堂さんの「本づくり学校 応用科」第3回の取材がありました。
今回は「角背上製本 10冊同時製本」の後編。前回仕上げた10冊分の本文に、表紙をつけて仕上げます。これまでと大きく異なるのは、「治具(じぐ)」を活用する点。実際に美篶堂さんの工場でも使用するという治具のつくり方、使い方を学びました。
ちなみに、治具とは、機械工作の際に部品や工具を正しい位置に導くための器具のこと。ほぼ同義の英単語 "jig" に当て字をしたことばだそう。手製本の場合は、例えば表紙とボードの位置合わせなどのための道具を指します。とはいえ、治具があれば100%うまくいくというわけではなく、やっぱりそれを使いこなすための腕が必要なのだということもよくわかりました。手仕事でのものづくりに、一足飛びの上達なんてないのですね。写真は、上島松男親方と上島真一さんによるお手本。美しいです。
さて、「本づくり学校」のオフィシャルブログでは、応用科第2回の「角背上製本 10冊同時製本」前編のリポートを終えたところ。ぜひご覧になってくださいね。

▼ 本づくり学校のブログはこちら
http://hondukuri.tumblr.com
AYA NAGAOKA
今回は「角背上製本 10冊同時製本」の後編。前回仕上げた10冊分の本文に、表紙をつけて仕上げます。これまでと大きく異なるのは、「治具(じぐ)」を活用する点。実際に美篶堂さんの工場でも使用するという治具のつくり方、使い方を学びました。
ちなみに、治具とは、機械工作の際に部品や工具を正しい位置に導くための器具のこと。ほぼ同義の英単語 "jig" に当て字をしたことばだそう。手製本の場合は、例えば表紙とボードの位置合わせなどのための道具を指します。とはいえ、治具があれば100%うまくいくというわけではなく、やっぱりそれを使いこなすための腕が必要なのだということもよくわかりました。手仕事でのものづくりに、一足飛びの上達なんてないのですね。写真は、上島松男親方と上島真一さんによるお手本。美しいです。
さて、「本づくり学校」のオフィシャルブログでは、応用科第2回の「角背上製本 10冊同時製本」前編のリポートを終えたところ。ぜひご覧になってくださいね。

▼ 本づくり学校のブログはこちら
http://hondukuri.tumblr.com
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NOTE:灼熱ロケ
ここのところ、撮影の立ち合いがつづいていました。
この2日間は屋外での撮影。太陽がじりじりと照りつけ、足もとからはむんむんと熱気が立ちのぼり、それはそれは暑かったです。雨の季節を謳歌していた紫陽花たちも、悲鳴をあげているかのよう。わたしはといえば、序盤から汗びっしょり。おまけに、ちょっとした森での撮影では、街中とは桁違いにパワフルな蚊たちの標的に。ほんの10分ほどの間に、数え切れないほど(お風呂に入りながら数えたものの、ここに書くのが怖いくらい!)刺されてしまいました。
海水浴帰りのこどもみたいに、からだの芯からどっぷり疲れました。おかげでぐっすり眠れそう。聞きかじったところでは、夏のはじめにかく汗は、冬の間に溜めこんだ老廃物を含んでいるのだとか。これをしっかり体外に排出しておかないと、真夏の暑さを乗り越えられずに夏バテしてしまうらしいです。というわけで、今年の夏はきっと元気に過ごせる、はず!?

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この2日間は屋外での撮影。太陽がじりじりと照りつけ、足もとからはむんむんと熱気が立ちのぼり、それはそれは暑かったです。雨の季節を謳歌していた紫陽花たちも、悲鳴をあげているかのよう。わたしはといえば、序盤から汗びっしょり。おまけに、ちょっとした森での撮影では、街中とは桁違いにパワフルな蚊たちの標的に。ほんの10分ほどの間に、数え切れないほど(お風呂に入りながら数えたものの、ここに書くのが怖いくらい!)刺されてしまいました。
海水浴帰りのこどもみたいに、からだの芯からどっぷり疲れました。おかげでぐっすり眠れそう。聞きかじったところでは、夏のはじめにかく汗は、冬の間に溜めこんだ老廃物を含んでいるのだとか。これをしっかり体外に排出しておかないと、真夏の暑さを乗り越えられずに夏バテしてしまうらしいです。というわけで、今年の夏はきっと元気に過ごせる、はず!?

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NOTE:親知らずよ、さようなら
ひさしぶりに歯医者さんに通っています。
そして、昨日、親知らずを抜きました。生まれてはじめての経験。いくつになってもまだまだ初体験ってあるんですね。その昔、「虫歯になりにくい歯質だね」といわれて油断していたら、こんなことに。朝からちょっと緊張していたのですが(笑)、歯医者さんにしてみたらよくあるケースなわけで、さくっと終わりました。
わたし自身はパカリと口を開けて座っていただけなのですが、意味もなく「やってやったぞ」という達成感を味わっています。もう痛くもなんともないけれど、この週末はおとなしくしておこうかと。歯医者さんからの帰り道、図書館で本を数冊借りてきました。窓の外では、階下の住人さんが育てている紫陽花が満開。その美しい色を横目に、ソファの上で本を広げてまったりしています。

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そして、昨日、親知らずを抜きました。生まれてはじめての経験。いくつになってもまだまだ初体験ってあるんですね。その昔、「虫歯になりにくい歯質だね」といわれて油断していたら、こんなことに。朝からちょっと緊張していたのですが(笑)、歯医者さんにしてみたらよくあるケースなわけで、さくっと終わりました。
わたし自身はパカリと口を開けて座っていただけなのですが、意味もなく「やってやったぞ」という達成感を味わっています。もう痛くもなんともないけれど、この週末はおとなしくしておこうかと。歯医者さんからの帰り道、図書館で本を数冊借りてきました。窓の外では、階下の住人さんが育てている紫陽花が満開。その美しい色を横目に、ソファの上で本を広げてまったりしています。

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WORKSHOP:ワークショップ@日本橋のリポート
ワークショップのリポートです。
7月3日の金曜日、東京・日本橋の三越さんでのワークショップの全日程が無事終了しました。京都から届いた絹のくみひもと木版和紙を使ってのぽち袋。今日もまた、かわいらしいぽち袋がたくさんできあがりました。「メッセージカードを入れて、お祝いに添えるわ」という方もいらっしゃり、とてもうれしかったです。参加してくださったみなさま、ありがとうございました!
ぽち袋をつくったあと、どうしても和紙があまってしまいます。そこで、おうちに帰ってからその和紙を使って楽しめるよう、豆ぽち袋のレシピもご用意しました。500円玉がぴったりのサイズ。こちらもよろこんでいただけました。
今回のワークショップは、わたし自身にとっても、京都の本物素材の魅力をあらためて感じるよい機会となりました。素晴らしい素材との出会いは、ものづくりの幅を広げてくれますね。ちなみに、わたしも京都からやってきた、と思ってくださる参加者の方が多かったです……なんとも光栄です(笑)。

▼ 昇苑くみひもさんはこちら
http://www.showen.co.jp
▼ 竹笹堂さんはこちら
http://www.takezasa.co.jp
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7月3日の金曜日、東京・日本橋の三越さんでのワークショップの全日程が無事終了しました。京都から届いた絹のくみひもと木版和紙を使ってのぽち袋。今日もまた、かわいらしいぽち袋がたくさんできあがりました。「メッセージカードを入れて、お祝いに添えるわ」という方もいらっしゃり、とてもうれしかったです。参加してくださったみなさま、ありがとうございました!
ぽち袋をつくったあと、どうしても和紙があまってしまいます。そこで、おうちに帰ってからその和紙を使って楽しめるよう、豆ぽち袋のレシピもご用意しました。500円玉がぴったりのサイズ。こちらもよろこんでいただけました。
今回のワークショップは、わたし自身にとっても、京都の本物素材の魅力をあらためて感じるよい機会となりました。素晴らしい素材との出会いは、ものづくりの幅を広げてくれますね。ちなみに、わたしも京都からやってきた、と思ってくださる参加者の方が多かったです……なんとも光栄です(笑)。

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http://www.showen.co.jp
▼ 竹笹堂さんはこちら
http://www.takezasa.co.jp
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WORKSHOP:ワークショップ@日本橋のお知らせ・続報
ワークショップのお知らせ、続報です。
7月1日の水曜日、東京・日本橋の三越さんにてワークショップをさせていただきました。京都の老舗、「昇苑くみひも」さんの絹のくみひもと「竹笹堂」さんの手摺りの木版和紙を使ってつくる、ちょっと風変わりなぽち袋。まずは和紙で封筒を組み立てて、つづいてくみひもで飾りをつくって。たくさんの愛らしいぽち袋ができあがりました。雨のなか足を運んでくださったみなさま、ありがとうございました!
京都生まれの貴重な素材を贅沢に使ったこのワークショップ。参加費は無料! 7月3日の金曜日に再び開催されます。ぜひ、あそびにきてくださいね。

WORKSHOP 「京くみひもと木版和紙でつくるぽち袋」
Date:2015年7月3日 13:00〜 / 15:00〜
Price:無料
Place:日本橋三越本店 新館7階 催事会場
Address:東京都中央区日本橋室町1-4-1
*お申し込みは三越さんまで直接お電話ください(直通 03-3274-8482)。
▼ 昇苑くみひもさんはこちら
http://www.showen.co.jp
▼ 竹笹堂さんはこちら
http://www.takezasa.co.jp
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7月1日の水曜日、東京・日本橋の三越さんにてワークショップをさせていただきました。京都の老舗、「昇苑くみひも」さんの絹のくみひもと「竹笹堂」さんの手摺りの木版和紙を使ってつくる、ちょっと風変わりなぽち袋。まずは和紙で封筒を組み立てて、つづいてくみひもで飾りをつくって。たくさんの愛らしいぽち袋ができあがりました。雨のなか足を運んでくださったみなさま、ありがとうございました!
京都生まれの貴重な素材を贅沢に使ったこのワークショップ。参加費は無料! 7月3日の金曜日に再び開催されます。ぜひ、あそびにきてくださいね。

WORKSHOP 「京くみひもと木版和紙でつくるぽち袋」
Date:2015年7月3日 13:00〜 / 15:00〜
Price:無料
Place:日本橋三越本店 新館7階 催事会場
Address:東京都中央区日本橋室町1-4-1
*お申し込みは三越さんまで直接お電話ください(直通 03-3274-8482)。
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