2016年07月

NOTE:隅田川の花火

今夜は、隅田川の花火大会でした。

東京・蔵前にあるサルビアさんのアトリエは、大きな窓から隅田川を見下ろす絶好のロケーション。今年は、みんなでここからの眺めを楽しみました。スカイツリーを背景に、弾けては散り、散っては弾ける花火たち。ヒュ〜、ドドンッ、パラパラパラ……の破裂音がお腹にまで響きます。普段はテンション低めのわたしでも、思わず「すごーい!」と声をあげてしまうほど。川からのそよ風を浴びて、スイカをかじりながら。最後は、船に乗って誇らしげに去ってゆく花火師たちを見送るところまで。昔ながらの季節の風物は、やっぱりいいものですね。

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NEWS:くらしのものがたりの8月

愛知・安城市の雑貨屋さん「くらしのものがたり」よりお知らせです。

ディレクションをお手伝いしている「くらしのものがたり」、7月28日からは「コミューンワークスの暮らしに馴染むシャツ」と題したフェアを開催します。滋賀・彦根にアトリエショップを構えるブランド「コミューンワークス」さんの受注会です。洗いざらしのコットンやざっくりとしたリネン、上質な生地を使った仕立てのよいシャツたちは、着るほどにからだに馴染み、暮らしにとけこんでいきます。

シャツにぴったりのボトムス、ストール、くつした、サボなどの小物もピックアップ。一度使うとそのよさがわかる、長く愛せるものばかりです。お近くにお越しの際は、立ち寄ってみてくださいね。

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▼ 暮らしのお店 くらしのものがたりはこちら
http://kuramise.net

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EDITORIAL:『Art of masté, Artist Interview Vol.3』

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WEB記事『Art of maste, Artist Interview Vol.3』を書かせていただきました。ステーショナリーメーカー、マークスさんのサイトにて。「masté」とは、マスキングテープのブランド。今回の記事は、このマスキングテープを使って作品づくりをするアーティストさんへのインタビューシリーズです。

第3回は、クラフトプランナーのコクボマイカさん。ショッキングピンクのバラや、葉っぱまでイエローのダリア。この世のものではないような不思議な花たちが、コクボさんの作品。実は、マスキングテープで造花を隅から隅まですっぽり覆ったものなんです。記事には、つくり方のアドバイスもありますよ。

Title: WEB 'Art of masté, Artist Interview Vol.3'
Publisher: MARK'S Inc.
Pub Date: Jul. 2016

▼ 記事はこちら
http://www.online-marks.com/Page/maste_art/vol3.aspx

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EDITORIAL:『イラストノート No.39』

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7月25日発売のムック『イラストノート No.39』にてお仕事させていただきました。今回は「つくる、つながる、広がる手しごと — サルビア特集」。サルビアのパターングラフィックはもちろん、スタートからの歩みを紹介したり、ものづくりのプロセスを公開したり、仲よしの職人さんにお話を聞いたり。パターンワークを楽しめる、型紙つきの誌上ワークショップもあります。

わたしは、くつした職人さんへのインタビューと誌上ワークショップのページを書かせていただきました。同時に『季刊サルビア』の編集スタッフとして、取材を受ける側になったりもしています。というわけで、うれしいやらはずかしいやら、とても大切な1冊となりました。

Title: Illustration Note No.39
Publisher: Seibundo Shinkosha
Pub Date: Jul. 2016

▼ amazonの掲載ページはこちら
http://www.amazon.co.jp

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NOTE:「本づくり学校」編集とデザインの巻

2014年の春にはじまった「本づくり学校」は、早くも第4期を迎えています。

わたしが取材させていただいたのは、第1期の授業。それがすでに書籍になり、その間に第2期がはじまり、さらに次、そのまた次とはじまって……。長くつづけることは、スタートすること以上にエネルギーが必要だと思います。でも、「本づくり学校」は、こうして着々と歩みを進めています。

そして、僭越ながら「編集とデザイン」の授業ではeaのスタッフとしてお話をさせていただいています。7月23日の土曜日に、第4期の授業がありました。「本づくり学校」のプログラムは製本が中心なのですが、この授業ではぐっと視野を広げて、本の中身をつくるところからを体験します。というわけで、今回は、ひとりひとりが自作のサムネイル(構成案)をプレゼンし、それをみんなで見ながら「これいいね」「こうしたらもっとおもしろいかも」と意見を交わしました。

期を重ねるごとに、より個性豊かで自由なアイデアが増えているような気がします。先輩たちのつくった本がイメージをふくらませてくれるのはもちろん、本づくりの裾野が広がっているということでもあるような。たとえ同じテーマでも、編集の匙加減ひとつで本のイメージや意味合いは一変します。編集の仕事って、やっぱり奥が深い。みなさんと話しながら、わたしこそが勉強させてもらっています。

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▼ 本づくり協会はこちら
http://www.honzukuri.org

▼ 本づくり学校のブログはこちら
http://hondukuri.tumblr.com

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NOTE:夏野菜のおいしさ

ここのところ、おいしい夏野菜に恵まれています。

先日ふるさとにトンボ帰りしたときには、庭に育ったトマトを。プロの農家さんではないので出荷できるようなシロモノかどうかは別として、父がコツコツお世話して実らせたものだと思えば、なおおいしいわけで。ちょうどそのとき、畑仕事が趣味のお向かいさんから届いたのはナス、ピーマン、ししとう。数日後には、妹から、地ものの野菜が安かったからと、きゅうり、パプリカ、バジルなどが届き……。冷蔵庫がカラフルなパレットみたいになっています。

新鮮野菜のいただきものって、本当にうれしい。夏野菜は、なんといっても野菜のなかに蓄えられた水がおいしいように思います。噛んだとたん、口中にほどばしるほんのりと甘い水。野菜たちの生きる力そのものをいただいているのだなと、しみじみ感じる瞬間です。つくってくれたひと、届けてくれたひと、育ててくれた土と水と太陽、みんなに感謝です。

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NOTE:さすらいの日本海

先週のできごと、つづります。

あまりの愚かっぷりに、ショックというよりむしろ飽きれ、脳が記憶を消去しようとしていたのですが……。自分への戒めとしてここに書いておきます。

とある地方の駅から特急電車に乗り、そこから新幹線に乗り換えて、目的地へと辿り着く予定でした。直前の仕事があっという間に終わり、予定よりも随分早く駅に着いてしまったわたし。とはいえ、特急は1日数本で、待つしかありません。周辺にカフェなんてない、ちいさな駅です。待合室でスマホをいじったり、用もないのにキオスクをひやかしたり。それでも時間を持て余し、電車がやってくるはずのホームのベンチに腰を落ち着けることにして、文庫本を開きました。

最初はちらちらと時計に目をやりながら読んでいました。でも、小説の吸引力ってすごい。しばらくすると、完全に物語の世界に没頭し……。ふと顔を上げると、乗るはずだった特急がホームの彼方でちいさくなっていました。はい、乗り遅れたんです。

待ちに待った特急がホームに滑りこんできたとき、わたしは、聖地マハバード奪還に向けて武装蜂起するクルド人の運命にこころを奪われていました(イスラム革命をめぐる小説だったのです)。イランの山岳地帯から現在地へ戻るも、すぐには状況が理解できず、思わすつづきを2〜3行読み進めてしまったくらい。ひとの乗り降りがあって、発車のベルも鳴って……それでもまったく気がつかなかった自分が怖いです。

結局、特急券をにぎりしめたまま、ひたすら鈍行列車を乗り継ぐことになりました。乗り換えては30分待ち、乗り換えては30分待ち。これを4回くり返し、本来なら3時間のところを5時間半かけて日本海沿いを南下。車窓を流れる穏やかな海を眺めながら、「これはこれでよかったな」と、強がりな台詞をつぶやきました。

小説を読むのをやめることはできませんが、自分がこういうことをやらかしがちな人間だということを、常に肝に命じていなくてはなりません。ということをすっかり忘れてしまうから、こんなことになるんですけど(涙)。

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NOTE:趣味は、工場見学です

この2日間、とある工場を取材させていただきました。

ありがたいことに、ものづくりの工場や作家さんのアトリエを取材させていただくお仕事がしばしばあります。そのたびに思うのです。現場がいちばんおもしろい、と。長く愛されるものを生みだすつくり手さんに共通しているのは、どんなに忙しくても、その作業の合間に「こうしたらもっとよくなるんじゃないか」とちいさな工夫を重ねつづけていること。よいものづくりの源は、良心に導かれた好奇心なのですね。

取材のときだけ足を運ぶわたしが語るのは、おこがましいことです。商いとしてのものづくりは、苦しいこと、きびしいことの連続だと思います。それでも、素材でしかなかったものから価値あるものを創造すること、それを誰かに届けることで生活の糧を得ること、毎日コツコツと腕を磨くこと。こうしたことの一連が、生きる術のひとつとして、とても健やかなものに思えて仕方ありません。

いくつもの工場にお邪魔しましたが、もっと見てみたい。「趣味は?」と聞かれたら、「工場見学です」っていえるくらいになりたいものです。

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EDITORIAL:『レジンでつくる鉱物雑貨』

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7月7日、『レジンでつくる鉱物雑貨』が発売となりました。レジン作家・結晶堂さんによるハウツーブックです。編集・ライティングをさせていただきました。

レジンとは、透明樹脂のこと。結晶堂さんは、このレジンと鉱物を組み合わせてオブジェや雑貨、アクセサリーをつくっています。水晶を原型にしたり、トルマリンやペリドットなどの鉱石をあしらったり、真珠やガラスカレットをちりばめたり……。きらきらと透きとおる作品たちは、眺めているとこころがクリアになっていくよう。

撮影では、ひとつひとつの作品が生まれる様子を見せていただきました。なんといっても、型からとりだす瞬間のドキドキがたまりません。この本では、このレジンづくりの楽しさをお伝えしたく、できるだけ多くの工程写真を掲載しました。それだけに、はじめての方にもわかりやすいものになっていると思います。

レジンをまだ知らなかった方も、レジンが大好きという方も。結晶堂さんならではの情感あふれる世界に浸ってみてください。

Title: Resin de Tsukuru Kobutsu Zakka
Publisher: Graphic-sha
Pub Date: Apr. 2016

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EDITORIAL:『Art of masté, Artist Interview Vol.2』

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WEB記事『Art of maste, Artist Interview Vol.2』を書かせていただきました。ステーショナリーメーカー、マークスさんのサイトにて。「masté」とは、マスキングテープのブランド。今回の記事は、このマスキングテープを使って作品づくりをするアーティストさんへのインタビューシリーズです。

第2回は、イラストレーターの山本直孝さん。マスキングテープを絵の具のように、ペンのように巧みに使って、紳士のポートレートを描きます。スーツ地の織り柄、シャツのシワ、着崩したラインなど、山本さんの手にかかると、平面のはずのテープが立体的な表情を見せはじめるのです。記事にも、ほんの少しですがその作品が掲載されています。ぜひ、見てみてくださいね。

Title: WEB 'Art of masté, Artist Interview Vol.2'
Publisher: MARK'S Inc.
Pub Date: Jul. 2016

▼ 記事はこちら
http://www.online-marks.com/Page/maste_art/vol2.aspx

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NOTE:飛火野の丘で

京都、そして奈良へ、取材の旅に行ってきました。

雨の予報でどうなることかと心配していましたが、無事晴れてくれました。奈良でのロケは、むしろ灼熱。朝早くにスタートしたにもかかわらず、みんな汗びっしょりになりました。とはいえ、夏のはじめにたっぷり汗をかくと夏バテしないそうで、よかったなと思うことにします。一説によると、冬の間に体内に溜まった老廃物が排出されるのだとか。この季節のロケに、感謝です。

写真は、奈良公園の一部、飛火野(とびひの)と呼ばれる丘です。おかあさん鹿のそばを子鹿たちがよちよちと追いかける姿が愛らしく。丘の向こうには小川が流れていて、森の向こうには古きよき瓦屋根の家々が。自然の営みとひとびとの暮らしが隣り合う場所には、心地よい時間が流れていました。

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