NOTE:美篶堂さんの「本づくり学校 応用科」第3回
7月18日、美篶堂さんの「本づくり学校 応用科」第3回の取材がありました。
今回は「角背上製本 10冊同時製本」の後編。前回仕上げた10冊分の本文に、表紙をつけて仕上げます。これまでと大きく異なるのは、「治具(じぐ)」を活用する点。実際に美篶堂さんの工場でも使用するという治具のつくり方、使い方を学びました。
ちなみに、治具とは、機械工作の際に部品や工具を正しい位置に導くための器具のこと。ほぼ同義の英単語 "jig" に当て字をしたことばだそう。手製本の場合は、例えば表紙とボードの位置合わせなどのための道具を指します。とはいえ、治具があれば100%うまくいくというわけではなく、やっぱりそれを使いこなすための腕が必要なのだということもよくわかりました。手仕事でのものづくりに、一足飛びの上達なんてないのですね。写真は、上島松男親方と上島真一さんによるお手本。美しいです。
さて、「本づくり学校」のオフィシャルブログでは、応用科第2回の「角背上製本 10冊同時製本」前編のリポートを終えたところ。ぜひご覧になってくださいね。

▼ 本づくり学校のブログはこちら
http://hondukuri.tumblr.com
AYA NAGAOKA
今回は「角背上製本 10冊同時製本」の後編。前回仕上げた10冊分の本文に、表紙をつけて仕上げます。これまでと大きく異なるのは、「治具(じぐ)」を活用する点。実際に美篶堂さんの工場でも使用するという治具のつくり方、使い方を学びました。
ちなみに、治具とは、機械工作の際に部品や工具を正しい位置に導くための器具のこと。ほぼ同義の英単語 "jig" に当て字をしたことばだそう。手製本の場合は、例えば表紙とボードの位置合わせなどのための道具を指します。とはいえ、治具があれば100%うまくいくというわけではなく、やっぱりそれを使いこなすための腕が必要なのだということもよくわかりました。手仕事でのものづくりに、一足飛びの上達なんてないのですね。写真は、上島松男親方と上島真一さんによるお手本。美しいです。
さて、「本づくり学校」のオフィシャルブログでは、応用科第2回の「角背上製本 10冊同時製本」前編のリポートを終えたところ。ぜひご覧になってくださいね。

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