NOTE:百日紅の咲くころ
週末、里帰りしています。
東京に比べると朝晩は涼しくて、犬の散歩が楽しいです。見上げると、あちこちで百日紅が満開。かわいらしい花を咲かせています。家々の軒先には赤紫の朝顔も。田んぼ道に入ると、さきごろまでは若草色をしていた稲が淡い黄に色づきはじめて。温泉町にほど近い湖では、鏡蓋(ががぶた)という青々とした水草が群生していました。
青い空と白い雲、濃緑の山々が夏を感じさせるのだと思っていたけれど、よくよく見れば町のいたるところにささやかな夏色がちりばめられているのでした。季節は、大きな刷毛でひといきに塗りかえるようにやってくるのではなく、細筆でちいさく色を重ねていく点描のように、少しずつ景色を染めていくものなのだなと感じています。

AYA NAGAOKA
東京に比べると朝晩は涼しくて、犬の散歩が楽しいです。見上げると、あちこちで百日紅が満開。かわいらしい花を咲かせています。家々の軒先には赤紫の朝顔も。田んぼ道に入ると、さきごろまでは若草色をしていた稲が淡い黄に色づきはじめて。温泉町にほど近い湖では、鏡蓋(ががぶた)という青々とした水草が群生していました。
青い空と白い雲、濃緑の山々が夏を感じさせるのだと思っていたけれど、よくよく見れば町のいたるところにささやかな夏色がちりばめられているのでした。季節は、大きな刷毛でひといきに塗りかえるようにやってくるのではなく、細筆でちいさく色を重ねていく点描のように、少しずつ景色を染めていくものなのだなと感じています。

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