CRAFT WORK:フランス装のノートブック
手製本でステーショナリーをつくりました。
フランス装のノートブックです。「フランス装」とは、仮製本のこと。その昔、フランスでは書物は仮表紙をつけただけの状態で売られていました。それを購入した貴族たちが製本職人に依頼して、それぞれに好みの装丁をほどこしていたそうです。書物がいかに贅沢品だったかがうかがえますね。その仮製本の状態もまた軽やかで趣があり、ひとつの製本様式として魅力的。今回は、ノートブックに応用してみました。

表紙にはイタリアやドイツの模様入りの紙を使い、ラベルを貼りました。縦長のフォルムと相まって、まるで板チョコみたいですね(笑)。

贈りものにしてもらえたらと、選ぶ楽しさを考えてみました。全8種類、ひとつひとつ表紙の色柄を変えています。表紙に合わせて、ラベルの色も少し違います。

厚さもちょうど板チョコみたいです。本文は、アラベールの90kgを1冊1冊糸で手かがりし、中綴じしています。表紙の芯材にはNTラシャのグレー70、170kgを使用。扉として、同じくNTラシャのびゃくろく、100kgをはさんでいます。

表紙を開くと、こんなふう。本来は本屋さんのブックカバーのようにつけはずしができるようにしておくわけですが、今回は折り返しを貼りつけてあります。こちらのノートブックは、11月14-15日、大阪・堺でのマーケットイベント "71 CREATIVE MARKET(ナナイチ クリエイティブマーケット)" に連れていきます。
Item: Notebook 'Patterned'
Size: H200×W110mm
▼ 71 CREATIVE MARKETのオフィシャルサイトはこちら
https://www.facebook.com/events/462405693964893/
AYA NAGAOKA
フランス装のノートブックです。「フランス装」とは、仮製本のこと。その昔、フランスでは書物は仮表紙をつけただけの状態で売られていました。それを購入した貴族たちが製本職人に依頼して、それぞれに好みの装丁をほどこしていたそうです。書物がいかに贅沢品だったかがうかがえますね。その仮製本の状態もまた軽やかで趣があり、ひとつの製本様式として魅力的。今回は、ノートブックに応用してみました。

表紙にはイタリアやドイツの模様入りの紙を使い、ラベルを貼りました。縦長のフォルムと相まって、まるで板チョコみたいですね(笑)。

贈りものにしてもらえたらと、選ぶ楽しさを考えてみました。全8種類、ひとつひとつ表紙の色柄を変えています。表紙に合わせて、ラベルの色も少し違います。

厚さもちょうど板チョコみたいです。本文は、アラベールの90kgを1冊1冊糸で手かがりし、中綴じしています。表紙の芯材にはNTラシャのグレー70、170kgを使用。扉として、同じくNTラシャのびゃくろく、100kgをはさんでいます。

表紙を開くと、こんなふう。本来は本屋さんのブックカバーのようにつけはずしができるようにしておくわけですが、今回は折り返しを貼りつけてあります。こちらのノートブックは、11月14-15日、大阪・堺でのマーケットイベント "71 CREATIVE MARKET(ナナイチ クリエイティブマーケット)" に連れていきます。
Item: Notebook 'Patterned'
Size: H200×W110mm
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